大室山さくらの里には、大きな穴があいています。

大室山山麓にあるさくらの里は、10月から桜が咲き始めることで有名ですが、奥のほうに大きな穴があるのはご存知でしたか?

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「さくらの里」のなかを大室山のすそ野の方に歩いていくとあるのが「穴の原溶岩洞穴」です。

大室山が今から約3,700年前に噴火したとき、地下に空洞を残したまま地表の溶岩が固結し、のちに地表部分が陥没して、この溶岩洞穴ができたと推測されています。

鎌倉時代に書かれた「吾妻鏡」のなかに、将軍源頼家が和田平太胤長に伊東崎の洞穴探検を命じた記事があり、胤長はその穴で大蛇を退治したと書かれています。その穴がここではないかと考えられています。

地元の池地区に伝わる伝説では、村人を苦しめていた大蛇の退治のお礼に頼家一行を地元に迎え、「四方くづれ」という舞台で余興を見せて慰めたといわれています。現在、字「舞台」という名がつけられた所が、余興をみせた舞台の場所であるとも言われています。

こうした話が語り継がれる中で、いつしかこの洞穴は大蛇穴と呼ばれるようになり、この一帯を「穴の原」と呼ぶようになったそうです。(伊東市池歴史研究 史の会の記述より)

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「さくらの里」に訪れた際には、是非穴の中をのぞいて見て下さい。ちょっと違った気分になるかもしれません。

アクセス方法:東海バス「桜の里」下車すぐ。駐車場あり

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