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城ヶ崎海岸・・・ジオ散歩

現在、「伊豆半島をジオパークに!伊豆半島ジオパーク構想 )」という取り組みがすすめられていますが、城ヶ崎海岸はその代表ともいえる場所でもあり、しばらく歩いてもいなかったので、ジオ散歩ということ出かけてきました。(ただ溶岩を見に行くだけですが・・・2012年5月29日)

今回は門脇つり橋からぼら納屋に向かう約1.4kmのピクニカルコースを歩くことにします。

門脇駐車場に行ってみると、新たに展望台ができていました。

 

つり橋が正面に見える絶景スポットの誕生です。

 

今日はつり橋をわたらずに展望台の左から入って、かどかけへと下っていきましょう。

 

かどかけまではよくきていたのですが、その先はずいぶん久しぶりです。

もずがねへとやってきました。下がって上がってずいぶん高いところにやってきました。

 

かどかけもずがねなど変わった名前がそれぞれの岬についていますが、これは江戸時代から行われていたボラ漁の漁師たちがつけたものだそうです。
ちなみに、ばったりという名前などは、旅人がばったり倒れたところからとか・・・

遊歩道はすっかり歩きやすく整備されていました。これなら石につまづく心配もありませんね。

 

やがて着いたのが、黒船渡来で騒がれた江戸末期、沼津藩水野氏が造ったといわれる「黒船防備砲台」の跡です。日本の歴史の1コマがここにありました。

 

また海がきれいに見えてきました。松が良く映えています。

 

そして着いたのがまえかど、今日の主な目的は「溶岩を見る」でした。

 

 

 

 

どうですか?
約4,000年前の大室山の噴火によって流れてきた溶岩やそれにのってきた火山岩ですが、ずいぶん形や色に違いがあるものです。詳しいことは別にして、見ているだけでも面白い!

終点は、ぼら納屋です。昭和39年まではぼら漁の根拠地でしたが、今は食事処として使われています。そして、ここから見えるのが魚見小屋。ぼら漁の見張り場、司令塔の役目を果たしていました。静岡県の有形民俗文化財に指定されています。

 

ここまでの時間、約40分でした。門脇の駐車場まで戻るのに、車道を歩いて約10分。
結構、のんびりしたつもりでしたが、もっとゆっくりしても良かったかも・・・

今回のコースは、湯めまちウォーク・城ヶ崎ピクニカルコースと古道めぐり をご参考ください。

追伸:城ヶ崎海岸に自生するあじさいが、そろそろ咲いてきます。お楽しみください。

 

<城ヶ崎海岸・門脇つり橋へのアクセス>
電車・徒歩の場合:伊豆急行城ヶ崎海岸駅より、徒歩約30分
車の場合:有料駐車場(乗500円)、ぼら納屋・伊豆海洋公園にも有料駐車場(乗500円)

城ヶ崎海岸・門脇つり橋

ネコに引かれて(?)・・・いがいが根

しばらくぶりに城ヶ崎海岸・いがいが根に出かけてきました。(2011年10月18日)

いがいが根駐車場から歩き始めると、黒猫のノラちゃんが待っていて先を歩いてくれました。
そこで「ネコに引かれて・・・」となった訳です。

 

駐車場から海岸まで約200メートル程度ですが、結構ウッソウとした山道でいい雰囲気が出ています。

  

10分もかからず到着。溶岩ゴロゴロです。

 

岩のすき間から、何やら「ゴーゴー」と聞こえてきます(?)
波の砕ける音でした。
ということは・・・(ゾ~!)

 

溶岩ゴロゴロの先は、断崖絶壁!

先の方に小さく人が見えますね。
実はいがいが根は、釣り人には磯釣りのメッカと呼ばれる人気の場所です。

 

かんのん浜が見えました。岩が崩落したところも・・・

こうした荒々しい城ヶ崎海岸の風景は、約4000年前大室山が噴火したとき、溶岩が海に流れこみ作り出しました。すさまじいエネルギーです。

 

この荒々しいところに暮らすのがノラちゃんたちです。
釣り人から魚のおすそ分けがあるのでしょうか?(生活に困っている感じはしません)

 

荒々しいのに、何かのんびり感の漂ういがいが根
一度お出かけください。ノラちゃんがお出迎えいたします(気が向いたら・・・)

■今回の場所

城ヶ崎海岸・いがいが根

城ヶ崎海岸については、城ヶ崎自然研究路コース をご参考ください。

相変わらずのスリルと・・・の城ヶ崎海岸吊り橋!

はっきりしない天気が続いていますが、すっきり(?)した気分になるには、ということで城ヶ崎海岸にある門脇吊り橋に出かけてみました。(2011年7月29日)

20メートル以上もある断崖絶壁にかけられた吊り橋。

 

長さ48メートル、高さ23メートル、定員100名(小錦関26名分・・・ちょっと古い)とのことで、頑丈だと分かっていても、ついへ・・・腰になる気持ちは良くわかります。

  

この吊り橋のかかった場所は、「半四郎落し」とよばれ、現在では多くのひとの訪れる有名な場所になっていますが、駐車場から入ったところにその名の由来になる悲話が掲示されています。ちょっと足をとめてご覧下さい。
話のなかにあるように、秋になるとこの一帯で自生のイソギクが可憐な花を咲かせます。

 

冷や汗ながしてすっきり(?)したところで、門脇灯台に登ってみることにしましょう。
67段・約17メートルの表示に、ちょっとひるみながらも登っていくと意外と涼しいです。冷房がきいていました。

      

展望台からの眺めです。
やはり下でみる風景とは違います。特に門脇崎の形は初めてみました。(すっきり晴れていれば、大島など伊豆七島がきれいにみえるはずでしたが、残念。)

  

この門脇灯台は、当然のことながら「船舶交通の安全を支える」ためのものですが、登った機会に灯台の目で海上を眺めてみるのも楽しいかもしれません。

 

暑いときでも、涼しくなれる(冷や汗かける?)門脇吊り橋にぜひお出かけください!
さらに冷や汗をかきたい方は、もうひとつの吊り橋の橋立吊り橋にもぜひ挑戦ください。

こちらはもっとゆれます!

尚、足元ではハマカンゾウ などの花が咲いており、ヒヤヒヤしたココロをいやしてくれたことも付け加えておきます。


城ヶ崎海岸門脇吊り橋の場所
<交通アクセス>
車の場合:門脇駐車場(有料)に停めて徒歩約3分
電車の場合:伊豆急城ヶ崎海岸駅より徒歩約25分又はタクシー

また八幡野浜に行ってきました。

5月17日に八幡野浜を歩きましたが、そのとき宿題を残していたので、天気の良い日(6月29日)に行っていました。
今回は、奥の一本松駐車場(有料)に車を停めることにします。
天気が良いのがお分かりいただけるかと・・・暑いです!

港側もあぐねの浜の側もこの通り、眺めばっちりです。

 

どちらも溶岩によってつくられた地形ですが、実は溶岩の出どこが違いました。
八幡野港側は、大室山で約4,000年前。
あぐねの浜は、赤沢の背景にある伊雄山で、こちらの方が若くて・・・といっても、2,700年前。
どちらも、大室山の溶岩だと思っていたので・・・(調べて良かった)
2つの山の溶岩が、八幡野にやってきていたとは驚き。
では、あぐねの浜に降りてみます。

  

溶岩が流れたのがよく分かります。溶岩好き(?)の方は、是非いらしてみてください。

  

汗をかいてきたところで、本来の目的地である堂の穴に向かうことに、
場所は、先ほど眺めた港側の奥です。
どこに車を停めても歩くことには変わりません・・・いざ出発!

地元の方に教えてもらった近道を歩いて約5分。
何か見慣れた風景が・・・
東町賽の神が護る辻にやってきました。

  

この辻から海の方に入ってみます。
前回もご紹介した、大室山の溶岩が冷えて固まってできた柱状節理の頭です。(今回は天気のせいか良く写ってます)

 

ここから振り返ってみるとありました。堂の穴です。

湯めまちウォークの案内リーフには、こう書いてあります。

堂の穴(薬師穴)
入口には風化した33観音があり、広い洞窟には弘法大師の石仏や供養塔、さらに稲荷大明神の祠が多数まつられている。

 

  

地元の方に聞いたところ、現在は山の麓にある八幡宮来宮神社が、昔はここにあったという言い伝えがあるそうです。
いずれにしても、火山がつくった溶岩洞窟を、古代から人々が自分たちの暮らしや海の安全、豊漁を祈願する神聖な場所にしていたことは間違いないのでしょう。

さて、まだ宿題が残っていました。
真ん中の道に戻り、山の方に歩いていきます。
途中に下町賽の神、坂を上がったところに上町賽の神がありました。

  

堂の穴もそうですが、賽の神も大昔から現在まで絶えることなく、地元の方によってまつられているのが良く分かります。

八幡野の自然や歴史は、まだまだ奥が深そうです。また機会をみて歩いてみたいと思います。

今回は、1時間半もかかりませんでしたが・・・水分補給はたっぷりしました。

今回の行程
一本松駐車場→あぐねの浜→八幡野港→堂の穴→上町賽の神→一本松駐車場

参考地図:湯めまちウォーク・やんもの里コース

※八幡野浜の場所(徒歩の場合:伊豆高原駅から約15分)

八幡野浜を歩いてみました。

伊東の南部にある八幡野のまち。
今日は、伊豆高原駅から八幡野浜まで歩いてみることにしました。(2011年5月17日)

駅近くの駐車場に車を置いて、さあ出発!

  

周りは緑一色。だいぶ濃くなっています。
海への近い道を選んで15分も歩くと、かなり急な下り坂にやってきました。
下った角から・・・見えましたが!

  

さらに急な下り、「テンノウサンの坂」を降りていきます。
膝をガクガクさせながら着いた辻は、城ヶ崎自然研究路のスタート地点でした。(この道を行くと、橋立吊り橋や大淀小淀 に出ます。今回はいきませんが・・・)

  

この辻を護っていたのが、賽の神です。
賽の神は、古くは村の境の辻に悪霊や疫病が、村に入ってくるのをふせぐために祭られたものだそうで、八幡野には、この東町賽の神のほかに下町賽の神上町賽の神がそれぞれの辻を護っています。

 

この辻から浜への小道があったので、さっそく行ってみることに・・・
先ほど坂の上から見えていたのが、右の写真の前の島です。
何やら柱の頭がいっぱい集まったような面白い格好をしていました。
これは、約4,000年前に大室山が噴火したとき、ここまで溶岩が流れ込んできて、やがて冷えて固まってできた柱状節理の上の部分だそうです。左の写真をみると柱状の様子が良く分かります。

 

このあと「浜の道」を歩いて、目的の八幡野浜へとやってきました。(ここまで約30分です。)
午後3時前・・・静かです。まったりムード満点。

目についたのは右の派手な建物・・・「月よみのお満流」(?) 地元高校美術部の作品です。
・・・使わせていただきました。

  

それでは、その「お満流」の左から「いそ道の坂」へと行ってみましょう。この坂は「テンノウサンの坂」に比べれば楽勝です。

途中で小さな神社を見つけました。お参りをしてよく見ると、ぶら下がっているのは・・・です。

  

やがて、一本松駐車場に到着。ここからの眺めは八幡野八景のひとつに選ばれているそうです。(他の七つは?要調査です。)
写真も撮りましたが、思うようには・・・(天気のせい?)

  

気を取り直して、反対側のあぐねの浜を・・・

  

城ヶ崎海岸南端の景色を堪能し、まちの方に戻っていくと庚申塔がありました。享和3年とあります。西暦でいうと1803年ですから200年以上前のものです。

  

そろそろ時間も・・・ということで、戻ってきましたが、この間約1時間30分でした。
今回下調べもロクにせずに、ブラブラと出かけたので、堂の穴上・下の賽の神などを見落としてしまいました。「テンノウサンの坂」の名前の由来も分からずじまい・・・
ということで、また時間を見つけて豊かな自然と歴史のまち・八幡野を歩きたいと思います。

参考地図:湯めまちウォーク・やんもの里コース

※今回歩いた八幡野浜の場所